目には目を

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http://edition.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/12/22/pakistan.harsh.justice/index.html

Islamabad, Pakistan (CNN) -- A court in Lahore, Pakistan, has ordered that two men have their noses and ears chopped off, after the two were convicted of doing the same to a young woman.

"eye-for-eye justice" という言葉が使われていました。

パキスタンのラホールで、法廷が2人の男に「鼻と耳を切り落とす」刑を言い渡したという話。結婚の申し入れを断られた男が腹いせに兄弟を含め5人がかりで会社帰りの女性を襲い、首を絞めたあと見せしめのために女性の鼻と耳を切り落としたことに対する刑罰...ということで、昔習ったイスラム法の「目には目を、歯には歯を」が今も生きているということですね。。

strangleという言葉は「絞殺する」という意味ですが、男が「女性が死んだと思って、鼻と耳を切り落とした」と供述していると書かれていることから ここでは「(殺すつもりで)首を絞める」という意味で使われていて、殺人は未遂に終わったようです。そもそもこういう社会では被害者が死んでいたら当然 死刑でしょうし。

最近テロがらみのニュースが多いパキスタンですが、上記のニュースで適用されたのは反テロ法だそうです。個人的な恨みなのにテロ?...というのは、この犯罪が地域を恐怖に陥れたから、というのがその理由だとか。

この記事を読んで思い出した、「目には目を」ではないんですが、もう30年近く前のエピソードがあります。

私はカラコルム遠征登山を翌年にひかえてターゲットとなる未踏峰の偵察のためにパキスタン入りしていました。イスラマバードで日本人の奥さんを持つ方が経営するゲストハウスにお世話になっていて聞いた、山に近い地方で当時起こったという話です。

結婚前に男性と関係を持った娘が、その男性と一緒に、身内の手によって首を切り落とされたという事件で、家族の名誉を傷つけた行為に対する罰ということでした。なんだか映画に出てくるような大きな刀を持った男達の姿を想像して、現代の出来事とは思えないと感想を言ったおぼえがあります。いなかの事だからよけい因習が強いという話だったかも知れません。

こういう面については、いわゆる先進国に生まれて良かったと思ってしまいます。

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